副業をしてみたいと思っていても、「本業や普段の生活で忙しいのに、作業する時間を取れるかな」「そもそも、どれくらい時間がかかるんだろう」と不安に感じる人もいると思います。Adobe Stockに興味はあっても、平日の仕事が終わってから取り組めるのか、休日が副業だけで終わってしまわないかと考えると、なかなか一歩を踏み出せないかもしれません。
この記事は、そんなふうに副業の時間について悩んでいる人に読んでもらえたらと思って書いています。会社員の私が、週末や平日の隙間時間をどう使い、AIにどんな作業を助けてもらっているのか。自分の生活の中で無理なく続けられそうかを考える参考にしてもらえたらうれしいです。忙しい日にどこまで進めるか、まとまった時間が必要な作業をいつに回すかを、一緒に考えてみてください。
会社員の私が続けやすくなったのは、制作、作品の確認、投稿の準備を一度に終わらせず、時間を分けて進めるようにしたことです。
その中で大切にしているのは、本業>プライベート>副業という優先順位です。今回は、私が制作時間をどう取っているか、AIに任せて楽になったこと、自分で判断していることを紹介します。
制作は週末が中心。でも、予定に合わせて変える
なるべく制作時間は週末に取りたいと思っています。ただ、週末に予定があるときは、平日の夜、寝る前に時間を取って作ることもあります。
平日に制作しない日でも、Adobe Stockの審査状況や売上は1日に一度確認するのが習慣です。作品を作る日と、状況を確認するだけの日があってもいいと思っています。
制作できない日は、状況の確認だけで終わることもあります。週末の予定が変われば、候補の選別や投稿も次の空いた時間に回します。
隙間時間にスマホで作り、家で確認する
最近、かなり時短になっていると感じるのが、スマートフォンを使った画像制作です。私はChatGPTやmage.spaceで、隙間時間にスマートフォンを使って画像を作ることもあります。
作った画像は保存してまとめておき、夜に家でダウンロードしてAdobe Stockへアップロードするようにしています。忙しいときは、平日に作っておいた画像を週末にまとめて確認してからアップロードすることもあります。
私の進め方を整理すると、こんな感じです。
- 隙間時間にスマホで画像を作り、候補を保存しておく
- 夜や週末に、自宅で候補を確認してダウンロードする
- 投稿する作品を選び、タイトルやキーワードを確認する
- Adobe Stockにアップロードし、申請する作品を自分で決める
一度に全部終わらせようとせず、画像を作る時間と、確認・投稿の時間を分けられるのが便利です。スマホで作れたからといって、その場ですべて申請まで終わらせる必要はありません。

どれくらい時間がかかる?生成・選別・投稿準備を分けて確かめる
私の隙間時間の使い方は、一度に申請まで終わらせないことが前提です。画像を生成する時間だけを見ていると、あとから必要になる確認や投稿準備の時間を見落としやすいので、最初は工程ごとに時間を記録してみると、自分の生活に当てはめやすくなります。
以下は読者が自分の所要時間を確かめるための記録例です。私の実測時間や、誰でもこの時間で終わるという目安ではありません。
| 工程 | 時間に含めておきたいこと | 自分の記録 |
|---|---|---|
| 生成・調整 | テーマや指示を考える、候補を作る、必要なら作り直す。操作時間と生成を待つ時間は分ける。 | 操作__分/待ち__分 候補__枚 |
| 選別・確認 | 画像を拡大して細部を見る、サイズや権利を確認する、似た候補から選ぶ。 | 確認__分 選んだ作品__点 |
| 投稿準備・申請 | 保存・アップロード、タイトルやキーワードの最終確認、申請する作品の選択。 | 準備__分/待ち__分 申請__点 |
生成を待つ時間と、自分が手を動かす時間は違います。候補を何枚作り、その中から何点を選んだかも一緒に残すと、「生成は隙間時間にできるけれど、選別は家でまとめてしたい」など、時間の使い方を考える材料になります。
記録してみて時間が足りなければ、まずは候補を作るところまで、次は確認だけ、と分けてみてください。睡眠や休日を削って毎回すべて終えるより、本業やプライベートを優先しながら続けられる区切りを探すのが、私の進め方に近いと思います。
AIに任せて楽になったのは、テーマ出しと投稿準備
テーマが決まると、作ってみようという気になる
ChatGPTを使い始めて、まず本当に助かったのはテーマ出しでした。新しいテーマも、今ある作品のアレンジ案も、どんどん出してくれます。一人で「次は何を作ろう」と悩むことが少なくなり、「ChatGPTがそう言うなら、作ってみようかな」という気分になることもあります。笑
例えば、今年の秋に作った金木犀のシリーズがそうでした。私はもともと、金木犀を制作テーマにすることを全く思いついていませんでした。「AI美女×秋ってどんなテーマで作ったら売れるかな?」と相談すると、候補の一つに「金木犀と透明感のある女性」が出てきたんです。

それを見て、「そういえば、最近コスメでも金木犀の香りの話題を聞くかも」と、自分の中でもつながりました。自分だけで考えていたら選ばなかったテーマでも、提案されると、試してみようと思えるんですよね。
具体案には、金木犀の香りを楽しむ女性、花と香水ボトルを組み合わせる場面、スキンケアやヘアケアへの展開などが挙がっていました。同じ金木犀でも、どんな場面や用途にできるかが見えると、制作に取りかかりやすくなります。

この提案をきっかけに、人物がいる画像と、人物を入れない背景画像の両方を作ってみました。すると意外にも、人物あり・なしのどちらも、構図を変えた数パターンで販売がありました。次の画像は、実際に売れた人物ありの作品の一つです。
もちろん、ChatGPTの案なら何でも売れる、という話ではありません。それでも、自分では思いつかなかったテーマを知り、自分の見聞きしたことと結び付けて、実際に試すところまで進めたのは大きかったです。私にとっては、テーマを決められずに止まっていた時間を、制作に使えるようになった例です。
テーマ出しで止まってしまう人は、例えば「秋」という季節だけでなく、自分が作りたい人物・背景などの種類を添えて、候補と具体案を出してもらうと、試す方向を選びやすいと思います。全部を作ろうとせず、自分も興味を持てた案から取り組む、という使い方が私には合っています。
タイトル・キーワード作成は、思った以上に時短になった
現在は、タイトルとキーワードの案をCodexに作ってもらっています。これは、思っていた以上に時短になっています。
作品を作るのは楽しくても、タイトルやキーワードを一つずつ考える作業は、意外と地味で面倒なんですよね。その下準備を任せられるようになり、「もっとたくさん審査に出したい」という意欲も出てきました。
具体的な進め方は、タイトルとキーワードをCodexとCSVで準備する記事で紹介しています。
タイトル・キーワードの最終確認と、申請する作品選びは自分で
AIに任せる部分は増えましたが、タイトルとキーワードの最終確認、どの作品を実際に審査へ出すかの判断は、自分で行っています。ここをChatGPTに任せるつもりは、今のところありません。
タイトルやキーワードが作品に合っているか、関係のない言葉が混ざっていないかを確認する。画像の細部を見て、申請したいと思えるものを選ぶ。この部分は残しています。
| 作業 | 今の私の分担 |
|---|---|
| 新しいテーマ・アレンジ案 | ChatGPTに相談し、自分の意見も伝える |
| タイトル・キーワードの案 | Codexに作成を依頼する |
| タイトル・キーワードの最終確認 | 自分で確認して直す |
| 審査へ出す作品の選択 | 自分で判断する |
私にとっての時短は、確認を全部なくすことではなく、確認する前の準備にかかる手間を減らすことです。作品を見るときのポイントは、申請前のチェックについての記事にもまとめています。
ノルマは決めない。季節ものには目標を持つ
「毎日何枚」「毎週何点」といったノルマは決めていません。季節ものについて、いつごろまでにこのテーマを出し切りたい、という目標を持つことはあります。
この調整のしやすさが、私にはストック型の副業の良さだと感じられます。ストック型は、あらかじめ作った作品を販売の場に並べ、購入される機会を待つ形です。
受注型の仕事では、依頼を引き受けたら、納期や求められる品質に合わせて、相手とやり取りしながら仕上げる必要があります。本業やプライベートの予定だけを優先するのは難しい場面もあると思います。
その点、私のAdobe Stockの制作には、個別の依頼主に約束した納期がありません。投稿には品質や内容などのルールがありますが、いつ制作するかは自分で調整できます。そこが今の生活に合っています。
新作を出せない時期にも、過去の作品が売れることがある
私の感覚では、新しい作品が採用され続けているほうが、売上も安定しやすいように感じます。
一方で、ある程度売れるようになってからは、数か月新しい採用作品がなくても売上がある時期もありました。「ある程度」の説明は難しいのですが、私の場合は平日に毎日売れたり、月100ドル以上の売上が安定して出るようになったころが、一つの感覚的な目安です。
ただ、これは誰にでも当てはまる基準ではありませんし、新作を出さないと、売上が少しずつ目減りしているようにも感じます。過去の作品が、同じ金額をずっと稼ぎ続けてくれると考えているわけではありません。
それでも、新しく依頼を受けて作業をしなくても、すでに作った作品が選ばれることがある。空いた時間で制作し、数ドルずつ積み重ねていくような感覚は、ストック型の副業ならではの良さだと思っています。
私の場合は、売上が上がる11月に向けて力を入れる
普段は自分のペースで進めていますが、力を入れたい時期もあります。
私の作品では、クリスマスや年末年始、ハッピーニューイヤー関連で売上がかなり上がります。私の場合、1年で一番売上が上がるのは11月なので、そこに向けて気合いを入れて頑張ることはあります。
9月から11月に時間が取れる人なら、冬物、お祝い、クリスマス、年末年始、さらに春物まで、先のテーマをまとめて準備するという進め方もあると思います。
ただし、全部を同じ時期まで待つという意味ではありません。使われる季節や審査にかかる時間を考えて、早い時期に必要になる素材から準備したいところです。まとめて作っておき、確認しながら少しずつ申請するのも一つのやり方です。
毎日申請すること自体で売上が上がる、という話ではなく、あくまで作業を進めやすくする工夫です。似た作品を数だけ増やさず、一つずつ選ぶことは変わりません。
生活を優先しながら、続けられる形を作る
私は、本業やプライベートを犠牲にしてまで、毎日制作しようとは思っていません。スマホで少し作れる日は作り、週末に時間があればまとめて確認する。忙しければ、次の機会に回します。
テーマ出しや投稿準備をAIに助けてもらうと、限られた時間でも進めやすくなりました。そのうえで、申請する作品は自分の目で確かめて決めています。
ノルマを守ることより、自分の生活の中で続けられる形を見つけること。普段は無理をせず、頑張りたい時期には少し力を入れる。今の私には、このペースが合っています。
週間の確認を制作に結び付ける方法は売上記録のひな形と振り返り方、季節の目標を考えるときはクリスマス素材の準備時期が参考になります。売れない時期の向き合い方は、作品が売れないときに私が見直していることでも紹介しています。
この記事は私自身の制作方法と感想をまとめたものです。2026年10月8日に、金木犀のテーマ提案から制作・販売につながった実例を追記しました。ChatGPTの相談画面と販売作品は実際のものです。そのほかの説明用イラストは、実際のサービス画面や販売作品ではありません。

